味を味わう

今日は大学の近くのイタ飯に、ようやく行くことができた。

店に入るとピッツァのいい匂いが立ち込め、ウッドカウンターで至福の時を過ごすことができた。

また行こう。

 

さて、

 

飯を食うことは、私にとって二つの意味合いがある。

一.食欲を満たす(生理的欲求)

一.味を味わう

食欲を満たすことは、人間生活を送る上で不可欠なことである。

私は最近、タンパク質や野菜に含まれる栄養素などをしっかりとろうと考えている。というのも、私はテニス部で活動しており、酷使した筋肉を回復するためや、医学の勉強で疲労した体細胞に栄養を与えてやることが大切だ、と考えるからだ。

これは、人間生活を確立するという意味合いで、第一の項に該すると考える。

では、味を味わうとは何か?

それは、味を味わうということである。

美味いパスタを食べるとき、視覚で色彩、バランスを楽しむ。その後フォークでくるくると丸めて口の中に放り込む。絶妙なアルデンテの触感を楽しむと同時に、はちきれてくる味の爆発を舌細胞が受け止める。

これが味を味わうということである。

特記しておきたいのが、空腹は最高のスパイスではない、ということである。

むしろ私は、上手いものを食べるときは、空腹感のない状態で臨みたいと考えている。なぜなら、空腹感という生理的欲求は、味を味わう上で邪魔他ならないと考えるからだ。

また、味を味わうためには一人で食べるのがベストだ、ということも付け加えよう。

誰かと行くと、感想を無理に言葉にしようとして、画一的な印象に下落するリスクや、唾棄すべき同調圧力、無駄な気遣いなど、様々なリスクファクターが生じるからだ。

 

良き食を。

 

ボーン